高等学校卒業と自立に向けたトータルサポート 通信制課程

理事長ブログ

2026年11月04日

その他

お陰様で全国から多数のエントリー。東林館の正職員が、創立以来初めて30名を超えます!

新年度に向けたリクルートが、ひとまず完了しました。
来年4月から、東林館に新たに7名の正職員の教員が仲間入りしてくれます。
広島校舎の開校も見据えた採用です。

これで東林館の正職員数は34名。創立以来、初めて30名を超えることになります。
本当に頼もしく、何より嬉しいのは、この7名が「不登校の子どもたちに本気で教育をしたい。子どもたち一人ひとりの人生に本気で向き合いたい。そのために、ぜひ東林館で働きたい!」という強い思いを持って集まってくれたことです。

7名のうち6名が、市外・県外から福山市に移住し、東林館で働いてくれます。
さらにそのうち3名は、遠方の地域からの移住です。

一地方の通信制高校に、全国各地から多くの方が応募してくださり、本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。

思えば16年前…
私が理事長になった頃の東林館は、
「教職員が欲しくても誰も来ない」
「誰にもエントリーすらしてもらえない」
「そもそも、学校として見向きもされない」
リクルート活動において、正直そんな学校でした。

しかしながら、昨今の教員不足が叫ばれる中にあっても、一次採用試験の書類選考には、全国各地から約40名ものエントリーをいただきました。

その中から選りすぐりの7名が、4月から正職員として仲間に加わります。
16年前の状況を知る立場としては、非常に感慨深いものがあります。

一昨年には、文科省から「指導や体制上の工夫が見られ、優良事例となる高等学校」として、私立の定時制・通信制高校の中では、全国で唯一、優良事例として取り上げていただきました。
そうしたことも、今回、教職員になることを希望する多くの方々が、東林館に関心を持ってくださった一因なのだと感じ、本当に有難く嬉しい限りです。

そして、人材採用が順調に進んだことで、東林館への入学を希望してくれる多くの生徒たちを、昨年度以上に受け入れられるようになります。
今年度は、新入学を希望する受験生たちの二次試験・三次試験も行う予定です。

—

ただ、私は今回の採用を「人が増えた」という話だけで終わらせたくありません。

通信制高校は、全日制高校に比べ、設備や制度の面で参入障壁が低い部分があります。
その結果、全国各地で通信制高校が増えています。

多くの子どもたちに新たな選択肢が生まれていること自体には、大きな意味があることだと思ってはいます。

しかしながら一方で、全国には、制度を十分に遵守しない学校や、軽率な運営によって、通信制高校そのものが問題視されるケースもあります。
また、教育よりも、運営やビジネスが先行しているように感じられるケースがあることも、残念ながら事実です。

そうした状況により、教育業界の中で、通信制高校は軽く見られたり、眉をひそめられたり、懐疑的な視線を向けられたり、通信制高校というだけで非難をされることも多々あります。

私はそのことが悔しくて悔しくて仕方ありません。
通信制高校業界が、まだまだ成熟しきれていないことに歯痒さを感じる日々です。

だからこそ、「我々が変える!」そう思っています。

地方から変える。
この地域で、通信制高校のモデルをつくる。
そして、それを全国の模範となるような教育へとさらに進化させていく。
それが我々東林館の使命だと思っています。

子どもたちにとって「全日制高校に行けなかったから、通信制高校を選ぶ。」
そんな選択肢だけではなく、「東林館でしか受けられない教育があるから、東林館を選ぶ。」
そう信じてもらえる学校を、つくりたい。

これは、働く教職員にとっても同じです。
「どこかに採用されなかったから、通信制高校を選ぶ。」
ではなく、「東林館でしかできない教育があるから、東林館だからこそ自分のなりたい教育者になれるから、東林館だからこそ救える子どもたちの人生があるから、東林館を選ぶ。」
そう決意してもらえる学校をつくりたい。

我々の目の前にいる生徒の数だけ、それぞれのエピソードと背景、そして人生があります。
それぞれに悩みがあり、可能性があり、夢があり、未来があります。

だからこそ、その一つひとつに本気で向き合う、決意と覚悟を持った教育が必要です。

今回仲間になってくれる7名も、そんな教育を本気で実践したいという思いを持って集まってくれました。

一方で、人生があるのは、働く教職員たちも当然同じこと。
だからこそ仲間が増えるほど、責任もより大きく、より強く感じます。

期待される学校であること。選ばれる学校であること。選んでくれた生徒と保護者の期待を裏切らないこと。
そして、働く教職員たちの人生を大切に想うこと。
その責任を、これまで以上に強く感じています。

その一つの表れが、「正職員」採用です。

東林館は、常勤で子どもたちと関わる教職員を、すべて「正職員」として採用しています。

これは、全国の私立高校の中でも、かなり珍しい採用だと聞いています。
私立高校の中には、常勤で勤務する教員の半数近くが、正職員ではなく常勤講師という学校も珍しくないとも聞いています。
もちろん、常勤講師の先生方の力を軽んじているわけではありません。

これは、私たちが教育を行う上で、大切にしている選択です。
それでも、私たちが正職員採用を続けているのは、子どもたちの安心感をつくりたいからです。

1年契約の先生ではなく、長い期間、学校にいてくれる先生。
それは、生徒にとっても、保護者にとっても、大きな安心です。

そして、先生たち自身にとっても同じです。
「1年で去るかもしれない」という想いと、「ずっとここで働くかもしれない」という想いでは、勤務校での教育にかける想いが変わってくると信じています。

この学校への誇り。長く働ける安心感。高いモチベーション。
それらを持った先生が関わってくれることは、子どもたちにとっても、保護者の皆様にとっても、必ず良い影響になると確信しています。
だからこそ、これからも、正職員採用を続けていきます。

広島校舎の完成後、数年をかけて、正職員60名以上、非常勤講師を含め100名以上。
そんなチームへと、学園全体を成長させていくことを、まずは目標にしています。

ただし、単に「大きな学校」をつくりたいわけではありません!

教育の質を高めるために人を集め、一人ひとりの生徒に向き合える体制をつくり、地方から教育の未来を変えていく。
そのための仲間を、今後も一人ずつ増やしていきます。

東林館の次世代を担う7名の先生方、ようこそ、東林館へ。
一緒に、地方から教育業界を変えていきましょう。
そして、通信制高校の未来を変えていきましょう。

教育業界を成熟させるパイオニアとして。
地方から教育の未来を切り拓く存在として。
その責任と覚悟を胸に、東林館はこれからも進化し続けます。

引き続き、応援いただければ嬉しいです!

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