東林館高等学校とは
建学の精神・教育理念
建学の精神
「東林館」は、東から昇る朝日を浴びて、
太陽に向かって共に伸びていく木々の姿を象徴としています。
しっかりと大地に根を張る樹木のように
「『生徒』『保護者』『先生』が共に成長し続ける」
そんな学校でありたいという願いを込めて建学されました。
教育理念
思い出したくなる思い出をつくる学校
~生き抜く力の土台を創り、社会の扉を開く~
本校は、不登校やいじめ、発達障害など、今目の前で困っている生徒の人生に寄り添う学校です。
生徒一人一人を大切にし、生徒と家庭との架け橋となって、保護者と一緒に生徒を支えています。
これから生徒たちは、先行きの見えない激動の社会を生き抜いていかないといけません。
だからこそ、「社会の中で生き抜ける力」の土台の育成が不可欠であり、自分なりに自立できる力を本校の中で育んでいきます。
生徒たちは、本校入学前に様々な体験を通して傷ついてきた過去を背負っています。
その生徒たちが、例えば友人をつくる、休日に誰かと一緒に遊びに行けるようになるためにはいくつかの段階があります。
傷付き体験は生徒から自己肯定感を奪っています。
特に過去にいじめを受けた経験を持つ生徒は、人に対する恐怖も感じています。
そんな生徒が本校の中で、「ここにいてもいいんだ」「仲間がいるんだ」「自分だけじゃないんだ」と思え感じられることで、自分を許し認められ、自己肯定感が回復し、人と共感することを覚え、人を信頼することへ繋がっていきます。
人への信頼が人への優しさを生み、人との深いコミュニケーションを作り、人とのかけがえない時間を創り出します。
それらの時間の1つ1つが、社会の中で生き抜いていける自立への土台となっていくのです。
本校の教育を通して、心の成長と自立への土台づくりができた生徒たちは、将来、地域社会に溶け込み、手を取り合い、社会をより良くできる人材へと成長していく可能性を持っています。
私たち東林館高等学校は、これからも引き続き「社会のより良い未来」を創り出してまいります。