知っているようで知らない、
通信制高校と他の高校の違い、
高認試験合格との違いは?
東林館高校は「通信制高校」です。
高校には、全部で通信制、全日制、定時制と
3つの種類の教育課程があります。
通信制高校は、登校回数や教育内容等が
全日制や定時制とは異なりますが、
卒業の際に得られる、「高校卒業資格」は同じものです。
高校の教育課程の種類について
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1. 通信制
私立/在籍年数:3年
公立/在籍年数:4年卒業するために必要な最低限の
在籍年数は私立と公立で異なります。
東林館は私立高校なので3年です。 -
2. 全日制
在籍年数:3年
卒業するために必要な最低限の
在籍年数は「3年」です。 -
3. 定時制
在籍年数:4年
昼間定時制・夜間定時制高校など
多くの定時制高校では最低限の
在籍年数が「4年」です。
上記の年数は、それぞれ『前籍校での在籍期間』を含んでの年数になります。
上記のどの教育課程の高校を卒業しても、高校卒業資格は同じです。
卒業後にそのまま大学や専門学校への受験が可能です。
通信制高校の卒業後に進学しなかった場合の最終学歴は、「高校卒業」となります。

高等学校卒業程度認定試験(高認試験、旧大検試験)について
受験できる条件は、
・受験する年度内(受験する年の翌年3月31日)に「満16歳以上」になる人
・高校卒業資格(高卒学歴)を持っていない人 など
(詳しくは文科省のホームページで)
この試験に合格すれば、大学や専門学校への受験資格が得られ、進学が可能です。
ただし、万が一、進学先の大学や専門学校を何らかの事情により、途中で退学をしてしまった場合、
最終学歴は「中学校卒業」になります。
通信制高校の卒業と、高認試験の合格には違いがあります。
ぜひこれらの情報を、進学等の際の参考にしていただければ幸いです。