高等学校卒業と自立に向けたトータルサポート 通信制課程

理事長ブログ

2022年05月19日

その他

4月から新しく本校の仲間として加入してくれた小林先生。

4月から新しく本校の仲間として加入してくれた小林先生。
この3月まで13年間、公立中学校に勤務していた先生です。

実は彼と最初にご縁をいただいたのは、遡ること15年ほど前、彼がまだ広島大学の教育学部の学生だった頃。
そのとき本校の連携協力施設で、大学生ボランティアとして本校の生徒に関わってくれていました。

そんな小林先生ですが、教師としてのキャリアを積み上げていく中でも、かつて大学生だった頃に関わった本校の生徒たちとの取り組みが強く胸に残っていたそうです。
個々人一人一人としっかりと丁寧に向き合い、心理面も含めた専門的支援に取り組む本校で自分も働いてみたい!といつからか強く願うようになったそうです。
そしてこの度入校してくれることになりました。

公務員という安定した道を断って、我々と共に、子どもたちのために一緒に歩みを進めて行くという決断は、彼にとっては多かれ少なかれ、きっと色んな葛藤や不安もあったことと思います。
そこには、紛れもなくご家族のご理解やご協力もあったことでしょう。

それでも、我々と共に目の前の困り感を感じている子どもたちのために、人生をかけてその子達を救いたいと決断してくれたことが、とても嬉しく頼もしく、有り難い気持ちで一杯です。
でもそれだけに責任重大なのも事実!

他の教職員たちにとってももちろん同じくそうですが、彼にとってもまた、我々と共に生きる決断をしてくれたことを決して後悔させないよう、良かったと思ってもらえるよう、引き続き真摯に教育活動に邁進してまいります!