高等学校卒業と自立に向けたトータルサポート 通信制課程

理事長ブログ

2020年12月04日

学校行事

今年度は新しい取り組みを色々と。

本日は、広島県警察 福山東警察署 生活安全課 少年育成官の中島将喜さんにお越しいただき、ネットモラル教育に関する授業を行っていただきました。

授業では、テレビ番組内での出来事を発端に、SNS等で誹謗中傷にさらされ、出演者が自殺をした事案に触れていただいたり、新型コロナウイルス感染症の感染者に対する誹謗中傷、偏見や差別、デマの流布についても触れていただき、具体例やタイムリーな話題をお話いただき、参加した生徒たちにとって非常に分かりやすい内容でした。

今やスマホを通じて世界10億人以上が繋がり、10年後には世界50億人が繋がると言われています。

スマホで繋がれるということは、動画で繋がれるということ。

同じビジュアルイメージを、瞬時に世界中の人たちと共有できる世の中になりました。

しかしながらその便利さ故に、当然リスクもあります。

ポケベルやPHS全盛期だった、私が中高生時代とは全くと言っていいほど世界が変わりました。

しかし、便利さの裏側にリスクがあるとはいえ、大人も含め、スマホのない生活はもうできない世界になってしまいました。

本校の生徒たちも、ほとんどがスマホを所有しています。

以前、警察の方に教えていただきましたが、今起きている青少年が絡んだ事件において、加害者に関しても被害者に関しても、全てスマホが絡んでいる、スマホが絡んでいない事件は一件もない、とのことです。

であるならば子どもたちは、リスクを具体的に学び、リスクを知り、リスクへの対応をきちんとできる人へと成長することが大切です。

テクノロジーに使われる人間ではなく、テクノロジーを上手に使える人間にならなくてはいけません。

そのためにも、引き続きネットモラル教育を本校で推進していきます!

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