2019.09.23 理事長(きだこうへい)の部屋 不登校・登校拒否メディア
毎月第3土曜日に生出演させていただいておりますRCCラジオ「一文字弥太郎の週末ナチュラリスト」内の『親子教育相談所』のコーナーの先週土曜日出演分の音声が公開になりました。
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今月のテーマは「学校に行かないという選択」。
今年5月、NHKが不登校の当事者の子どもたち2000人を対象に実態調査を行いました。
それによると、それまで文科省が教員の聞き取りを基に行っていた不登校の実態調査の結果とは、大きな乖離があることが分かりました。
例えば、不登校になった理由・原因として「いじめ」を挙げた子どもたちは、文科省調査ではわずか0.4%でしたが、NHK調査では21%、「教員との関係」を挙げた子どもたちも、文科省調査ではわずか2.2%でしたが、NHK調査では23%とそれぞれ高い数値を示し、大きな乖離が見られました。
来年度、文科省は改めて、教員を介さずに、民間業者へ委託をして、不登校の実態調査に乗り出すと公表しています。
NHKの調査を見ても分かるように、決して不登校の子どもたちは、怠けているわけでも、さぼっているわけでもありません。
個々の努力では決して抗うことのできない理由や原因も多々あります。
実態と乖離のあるデータを基にした不登校対応では、成果が限定的になるのは当たり前ですし、実態にちゃんと真っ直ぐに向き合い、正面から取り組みを進めなければ、不登校の課題は解決はしません。
そもそもがこの多様化が進んできた社会の中で、型にはめ込むだけの今までの古い教育観だけでなく、子どもたちの学びの選択肢の保障を、もっと国も地方自治体も進んですべきだと私は考えています。
海外の方と話をすると、「不登校」という考え方すら、世界的に見るともう古い考え方なのではと思えてなりません。
我々大人が子どもたちのためにできることは、子どもたちがどういった学びの選択肢を選ぼうが、社会に出ていけるようにハード面もソフト面も環境を整備する、ただそれだけのことだと私は信じています。
不登校に対する世論、考え方も含め、これから変革の時代に突入です!
公と民が協力し、補完しあいながら、子どもたちの未来を創っていける仕組みができるよう、橋渡し役として、引き続き活動を続けます!
そんな想いを込めてお話をさせていただきました。
下記URLから、どなたでも無料でお聞きになれますので、ぜひお聞きいただき、またご意見・ご感想等お聞かせください。
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http://radio.rcc.jp/archives/038/201909/0921kyouiku.mp3
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通信制高校 学校法人喜田学園 東林館高等学校
理事長 喜田紘平(きだこうへい)
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