高等学校卒業と自立に向けたトータルサポート 通信制課程

活動報告

2018年11月29日

2018年11月29日(木) 福山東林館『特別活動 平田良太郎先生』 

福山医療専門学校の平田良太郎先生に、特別活動の講師としてお越しいただ
きました。
 
なんと・・車椅子を一台用意して登場した平田先生。
一体今日はどんなお話をしてくれるのでしょうか・・?

生徒達も興味津々です!
 
 
早速授業が始まると・・今日のお話は「リハビリのお仕事について」とのこ
と。
 
みんなが普段行なっている「今、椅子に座って授業を受けていること」や「
普段歩いてどこにでもいけること」「着替えをしたり眼鏡をかけたりするこ
と」などを、当たり前にできない人たちがいること、そういう人たちが抱え
るしんどさについてまずは話してくださいました。
 
そういった人たちのリハビリを支えるのが「理学療法士」や「作業療法士」

「理学療法士」と「作業療法士」どちらもリハビリのお仕事なのですが、
実はこのふたつの職業、大きな違いがあるのだそうです!
 
「理学療法士」は、立ち上がれるようになったり、歩けるようになったり、
基本的な「動き」の回復をお手伝いするお仕事だそうです。
 
「作業療法士」は、日常生活をさらにスムーズに送るための応用的な「動き
」の回復を目的とするお仕事だそうで、さらに面白いのは、「動き」だけで
なく「心」の面も回復の対象になるということでした。「生きがい」や「笑
顔」の支援もするというところは、とても大きな違いですね。
 
こうして、リハビリのお仕事について詳しく学ぶことができました。
 
 
そして、授業の終わりに、気になっていた「車椅子」の登場です。
 
なんと、平田先生が、一人で車椅子に乗ったまま段差を軽々と越える姿を披
露してくださいました!
 
リハビリのお仕事の内容は、「車椅子を押してお手伝いすること」ではなく
、「車椅子に乗る人が、たった一人で乗りこなせるように一緒に訓練するこ
と」だそうです。
 
練習をすれば、平田先生が見せてくれたように、段差を一人で越えることも
可能だそうです。
生徒達も、体験的に、リハビリのお仕事の一端に触れることができました!
 
 
授業が終了したあとも、車椅子に興味津々の生徒が集まり、親切な平田先生
は実際に乗らせてくれたり押させてくれたり・・生徒たちは、とてもいい経
験ができました。
お帰りの際、「時間があっという間で、本当はもっと色々な話をしたかった
・・!」と熱い想いを語ってくださった平田先生、ぜひまたほかのお話も聞
かせていただきたいですね。
 
 
平田良太郎先生、本日は素敵なご講義をありがとうございました。

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